YUSHI（左）とジョリーのフェイスオフ。この後、ジョリーはしつこくYUSHIに迫る

　2024年6月2日(日)東京・アリーナ立川立飛『BreakingDown 12』の前日公開計量＆記者会見が、1日（土）都内にて19:00より行われた。 【写真】ジョリーのしつこすぎるフェイスオフに朝倉未来も思わず笑ってしまった 　第17試合のバンタム級MMA完全決着ルールで対戦するYUSHIは60.8kg、ジョリーは60.75kgでそれぞれ計量をパス。 　続いての会見でYUSHIは「明日は面白い試合しようね」とジョリーに語りかけ、「僕はRIZINに立たせてもらってプロとして試合に出ているので、プロの格闘家として明日はBreakingDownではMMAがつまらないと言われている中で面白い試合を初めて見たって試合をしようと思っています」と意気込み。 　ジョリーは「13kg減量させてもらって正直めちゃくちゃキツかったです。でも、プロの選手は耐えているんだと思ったら、平気でした。明日はYUSHIを踏み台にして、RIZIN出場の夢が叶った時には俺の後ろで入場してもらおうと思っています」と、負けたら自分のバックダンサーになれと挑発。 　もし自分が負けた場合はYUSHIの後ろで踊るともジョリーが言うと、YUSHIは「申し訳ないが踊って欲しくないわ」と言い、「一個提案があるんだけれど、グラウンドのヒジ・ヒザは無しと言われたけれどプロを目指しているならありにして欲しい」と寝技でのヒジ打ち・ヒザ蹴りありのルールを要求する。 　するとジョリーも「それは俺もありやと思う」同意し、朝倉未来BreakingDown CEOは「ありにしますか」とその場で認めた。 　ジョリーはどんな練習をしてきたかと聞かれると「レスリングしか教えないジムに入門して1カ月間レスリングだけやってきました。10秒の寝技でパウンドでKOや一本を獲るのは難しい。だからヒジ・ヒザありだといいなと思っていたのでYUSHIくんナイスだと思いました」と、寝技でのヒジ・ヒザありはむしろありがたいと答える。 　さらに、RIZIN出場の夢が叶ったら戦いたい相手は誰かと聞かれたジョリーは「クソ生意気な平本蓮、あの軍団は潰したいと思っている」と平本蓮率いるBLACK ROSEのメンバーと戦いたいとした。 　それを聞いたYUSHIは「そもそも俺に勝ってRIZINに出るなんて夢見がちなこと言ってると思って。そいつらに失礼かなって。俺が言えることじゃないかもしれないけれど、実力がどうなのか」と、RIZINに出ると言うこと自体が失礼だと怒りの表情で言い放つ。 　ジョリーは「お前に勝っても出られるとは思っていない。お前を倒すことで大きな一歩を踏み出すってことだ」と、YUSHIを倒すことで夢に一歩近づけると答えたが、YUSHIはさらに不機嫌な表情を浮かべていた。