2024年春アニメも釘宮理恵はすごかった! 『Lv2チート』OPテーマに『グリム組曲』も
先週の釘宮さんと言ったらダークなこちらも『グリム組曲』第1話「シンデレラ」
閑話休題。先のオープニングが公開されて話題になった直後に『グリム組曲』の配信がNetflixでスタート。その第1話のメインキャラクターを釘宮さんが演じていたのは面白い体験でした。 『グリム組曲』は『グリム童話』にダークなアレンジが加えられた全6話のアンソロジーで、時代や世界観も原作とはまったく別。例えば第1話「シンデレラ」は、日本の華族(?)の家に新しい母親とその娘たちがやってきたところからスタート。前妻の娘として以前から住んでいた(シンデレラポジションの)清子に釘宮さんがキャスティングされていたのですが、無邪気なロリ少女と思わせておいてのナチュラルな性悪さが絶品。「フェンリースみたい典型的なのも強いけど、釘宮さんはこういう底知れない感じもいいよね~」と再確認させられた次第です。そして、誰もが知る原作のアレンジ具合も面白かった。 ちなみに本作のキャラクター原案はCLAMPなのですが、『君たちはどう生きるか』のアニメーターが複数参加している第6話「ハーメルンの笛吹き」はどことなくジブリ風味が加わり、他エピソードと比べてかなり独特な味わい。こちらも必見です。
ちんすこう、いっぱい、サックス……『デート・ア・ライブV』
先週は『魔法科高校の劣等生 第3シーズン』や『魔王学院の不適合者 II ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~』、『黒執事 -寄宿学校編-』などがギャグテイストが強い話で、また『うる星やつら』も三石琴乃ボイスのキャラが「飛鳥(アスカ)」と連呼して楽しかったのですが、一番笑ったのがこれ。 Aパートの初っ端から「古今東西、エロくないのにエロく聞こえる言葉」という謎のゲームが始まり、生天目仁美さん、内田真礼さん、茅原実里さん、ブリドカットセーラ恵美さんといった歴戦の女性声優がそれっぽい単語を放っていきます。こういうので喜ぶのは男子中学生くらいかもしれませんが、そういう脳みそなんだから仕方ない。サブタイトル通り、迫る激戦の前にふさわしいナイスな休息回でした。
はるのおと