米高官ら政権崩壊後シリア初訪問 「シャーム解放機構」代表団と制裁解除など協議
アサド政権が崩壊した後、アメリカの高官らが初めてシリアを訪問し、反体制派の「シャーム解放機構」の代表団と協議しました。制裁の解除などについて話し合ったとされています。 アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、リーフ国務次官補らが20日、シリアの首都ダマスカスを訪問し、暫定政権を主導する反体制派の「シャーム解放機構」の代表団と協議をしたと報じました。 敵対していたアサド政権が崩壊したことで10年以上ぶりに訪問が実現したとしています。 アメリカの当局者は「協議は良好で生産的だった」と述べたということです。 アメリカは「シャーム解放機構」をテロ組織に指定していて、中東のメディアは、この指定の解除が議論されたとしています。 また、シリアへの制裁の解除についても話し合われたということです。
テレビ朝日