都知事選に出馬表明した安芸高田市・石丸伸二市長は「恫喝裁判」「73万円踏み倒し裁判」で相次ぎ敗訴…!それでもSNSで大絶賛される若きエリートの「実像」
「16人全員のそれぞれの胸に聞いてください」
公約に掲げていた「世界で一番住みたいと思える町」の具体的成果と計画を議会で聞かれた際には、「じゃあ皆さんは何を言って議員に当選されたんですか。16人全員のそれぞれの胸に聞いてください。果たして責任を果たしているのか」と、これまた“論破”。少しまともな中学生でもこんな反論は恥ずかしくてできないはずだが、それを普通にやれるのが石丸氏なのである。 そもそも、議場で議員たちを罵倒したり論破したりすること自体がおかしい。そこでどれほど言い負かしたところで、議決権を持っているのは議員たちなのだから、意味がないばかりかマイナスにしかならない。 市長や執行部がやるべきことは、議員の同意を得るための説明や説得なのに、罵倒してどうするのか。それは新聞記者に対しても同じである。
「勉強不足」「社会の公器として恥ずかしい」
おまけに石丸氏は、政治経験ゼロの元銀行員なのに、なぜかベテラン議員や新聞記者を指導できると思い込み、「勉強不足」「社会の公器として恥ずかしい」などと強い言葉を使いながら指導に邁進する。 なにしろ素人なので間違っていることも多いのだが、それすらも意に介さず、もはや“言ったもん勝ち”状態なのだ。本人が負けたことに気づかないのだから、これほど恐ろしい論客もいないだろう。 つづく記事『「プライベートを詮索されるのはキモい」と激昂…! 安芸高田市長・石丸氏が台風接近中に「千葉のトライアスロン大会」に参加した「呆れた言い訳」』では、東京都知事選へ立候補した石丸氏に対して感じる「不安」について、過去の言動を挙げながら解説する。
取材不足(石丸市長ウォッチャー)