暴力団員が使うこと隠し『家族名義でスマホ契約』 暴力団幹部の男(28)と建設業の男(25)を詐欺容疑で逮捕 熊本
暴力団員が使う目的を隠して、家族名義でスマートフォンの契約をしたとして、暴力団員など2人が逮捕されました。このうち一人は闇バイトを募集した罪などですでに起訴されています。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定で指定暴力団「道仁会」系 組幹部の男(28)と、熊本市中央区に住む建設業の男(25)です。 2人は共謀して、去年(2024年)2月、熊本市の携帯電話機販売代理店で、実際はこの暴力団員の男が使うにも関わらず、建設業の男の家族が使うと偽って契約を結び、スマホ1台(約22万円相当)をだまし取った疑いが持たれています。 警察によりますと、逮捕された2人は知人で、暴力団員の男は去年、SNSで「闇バイト」を募集したほか、振り込め詐欺で東京都の88歳の女性から現金をだまし取ろうとしたとして、職業安定法違反と詐欺未遂の罪で去年12月、熊本地裁に起訴されています。 警察は、暴力団員の男がスマホをどのように使っていたかなどを詳しく調べますが、「共犯関係にある」として、2人の供述や認否を明らかにしていません。
熊本放送