【写真：Getty Images】

　デンマーク・スーペルリーガ第22節が現地時間17日に行われ、パリ五輪世代のFW鈴木唯人が所属するブレンビーはシケルボーと対戦し、4-1で勝利した。鈴木はこの試合でハットトリックを達成。チームの指揮官であるイェスパー・ソーレンセンが「彼はユニークだ」と称えた。現地メディア『3point』が18日に伝えている。 【一覧表】欧州日本人、夏の移籍情報はこちら！ 　33分、鈴木はコーナーキックから頭であわせてチームの先制点を挙げる。58分には相手チームのバイタルエリアでボールを受けると、ひとりかわしてミドルレンジからネットを揺らした。そして71分、右からのグラウンダー性のクロスにダイレクトであわせて3点目。大車輪の活躍を見せた。 　この結果、鈴木は『3point』が試合後に行ったファン投票でベストプレーヤーに選ばれ、「9.5」の評価を得ている。なお、9点以上の評価を受けた選手は鈴木のみだ。 『3point』はブレンビーを率いるソーレンセン監督のコメントも報じており、同氏は鈴木に対して次のように述べている。「彼はユニークであり、卓越したフィニッシャーだ。我々はそれを毎日のトレーニングで目にしているし、それが今日報われたよ。（鈴木が）チームに馴染んできて、その結果がこの試合の活躍に繋がったんだろう」 　また、同氏は「今年に入ってからいくつか戦術変更を行った」と明かしており、それが鈴木にポジティブな影響を与えたことを示唆した。鈴木は昨夏に清水エスパルスからブレンビーへ移籍し、今季リーグ戦16試合に出場して5ゴール1アシストを記録している。