大漁旗をイメージ、佐賀関小開校150周年の壁画完成 芸術緑丘高の教諭と生徒有志が制作
大分市佐賀関の佐賀関小の体育館の外壁に開校150周年を記念する壁画(縦約4メートル、横約4・5メートル)が完成した。 アートイベントなどで地域活性化を図る同市の「アートレジオン事業」の一環。芸術緑丘高(同市上野丘東)の藤原雅哉教諭と美術科の1年生有志5人が、11月末から休日に通って制作した。 大漁旗をイメージ。「150」を書き込んだ朝日を中心に据え、左に豊予海峡の荒波、右に跳ねるタイが描かれている。
20日に全校児童37人が塗料で手形を押し、それぞれの名前を書き込んで仕上げた。最後にタイの目の周りを縁取った同小6年の屋成美空(やなり・みく)さんは「緊張したけどうまく描けた。絵がすごく上手でうれしい」、同高1年の高倉凜さんは「生き生きとした明るい壁画になって良かった」と笑顔で話した。