注目はスポーティ仕立ての特別仕様車「アクティブ・スポーツ」 トヨタ・カローラ・シリーズが一部改良を実施
装備の充実を中心に商品力をアップ
トヨタは登録車ランキングで常に上位につけている「カローラ」、「カローラ・ツーリング」、「カローラ・スポーツ」を一部改良した。同時に、カローラとカローラ・ツーリングに特別仕様車の「アクティブ・スポーツ」(ACTIVE SPORT)を発売している。 【写真23枚】安全性能を高めたトヨタ・カローラの一部改良モデルと、同時に設定されたスポーティなエクステリアを持つ特別仕様車「アクティブ・スポーツ」の詳細画像をチェック ◆快適性と安全性を強化 セダン・タイプのカローラとワゴン・バージョンのカローラ・ツーリングの一部改良では、シート・ヒーターとステアリング・ヒーター、「ナノイーX」を備えた空調装置を特別仕様車のアクティブ・スポーツと「W×B」グレードに標準装備。さらに、ペダル踏み間違い事故を抑制する「パーキング・サポート・ブレーキ」(前後方静止物+後方接近車両)を「X」グレードに標準で用意した。 また、スマホにアプリを入れることでスマホがリモコン・キーになる「デジタル・キー」がアクティブ・スポーツとW×Bにメーカーオプション設定された。これによりクルマのシェアが容易になる。 ◆専用チューンのサスペンション カローラ、カローラ・ツーリングに加わった特別仕様車のアクティブ・スポーツは、専用チューニング・サスペンションの採用がトピックス。専用スプリングとスタビライザーに、新構造のショックアブソーバーが採用されたほか、電動パワーステアリングも専用ソフトによりアップデートされ、ハンドリングの良さと良好な乗り心地が享受できるという。 エクステリアは、「セメントグレーメタリック」の専用ボディ・カラーをはじめ、専用デザインのフロント・バンパーを持ち黒で引き締められたフロント・マスク、切削光輝とピアノブラック塗装が施された17×7.5Jアルミホイール&215/45R17タイヤ、「アティチュードブラックマイカ」塗装のサイド・ターンランプ付カラード・ドア・ミラー、ロッカーモールを特別装備。さらに販売店オプションで、専用エンブレムも装着できる。 一方のインテリアは、「合成皮革+ブランノーブ」のフロント・スポーツシートによりホールド性、快適性を向上させている。さらに、スポーティなアルミペダルやシートなどに配されたグレー・ステッチ、合成皮革巻きインストルメントパネル(ACTIVE SPORTロゴマーク付)、︎運転席の「除電スタビライジング・プラス・シート」、「ディスプレイ・オーディオPlus(コネクティッドナビ対応)」などを装備。質感と快適性、利便性の向上が盛り込まれた。販売店オプションで専用フロアマットも用意する。 ◆アクティブ・スポーツは314万300円~ ハッチバック・ボディのカローラ・スポーツの一部改良では、ブラインド・スポット・モニター(BSM)+パーキング・サポート・ブレーキ(前後方静止物+後方接近車両)、ナノイーXが「G“Z”」グレードに標準装備された。さらに、デジタル・キーをG“Z”グレードにメーカーオプション設定している。 価格は、カローラが202万8600円~333万8300円。特別仕様車のアクティブ・スポーツは314万300円(ハイブリッド車/2WD)と333万8300円(ハイブリッド車/E-Four)。カローラ・ツーリングが210万8600円~338万8300円。特別仕様車のアクティブ・スポーツが319万300円(ハイブリッド車/2WD)と338万8300円(ハイブリッド車/E-Four)。カローラ・スポーツが221万円~297万8100円となっている。 文=塚田勝弘 (ENGINE WEBオリジナル)
ENGINE編集部