顔のパックは「毎日した方がいい」と聞いたので、朝夜つけるようにしています。年間で考えたらすごい金額になるのでしょうか…?
顔パックを毎日したほうがいいという話を聞き、朝と夜につけたいと考えていても、購入にかかる費用が気になるものです。本記事では、顔パックを毎日使用した場合の年間費用を算出するとともに、スキンケア代を節約するためのポイントを紹介します。
顔パックの価格と使用頻度による年間コスト
スキンケア製品である顔パックの価格は、商品によって大きく異なります。今回は、ドラッグストアでも販売されている50枚入り980円の商品価格を参考に、年間のコストを計算しましょう。 【1日2枚使用した場合】 1日で2枚使用する場合、年間の合計は730枚です。 730枚÷50枚=14.6 1年間で50枚入りの商品を15個購入する必要があるため、年間で1万4700円のコストが発生します。 【1日1枚使用した場合】 1日1枚使用する場合、年間の合計は365枚です。 365枚÷50枚=7.3 1年間で50枚入りの商品を8個購入する必要があるため、年間で7840円のコストが発生します。 今回算出した顔パックにかかるコストが高いか安いかは、個人の感覚によって異なるでしょう。 例として、株式会社FoRが実施した「シートマスクに関する意識調査(ONEcosme調べ)」によると、シートマスクの使用頻度について、8割以上の方がシートマスクを週1回以上使用しているということでしたが、毎日使う方の割合は18%程度でした。 毎日使うと回答した方を年代別にすると、20代は0%、30代は約33%、40代は約56%、50代は約11%であり、30代、40代のエイジング世代に集中していることが分かりました。 スキンケアにどのくらいの費用をかけたいかを考え、使用頻度を見直すことも一つの選択です。
お肌を守りながらスキンケア代を節約するポイント
毎日朝と夜に顔パックを使うと、年間のコストが気になるものです。ここでは、スキンケア代を節約しながらも、お肌のケアをしっかり続けるためのポイントを紹介します。 ■保温重視のプチプラ製品を使用する スキンケア代を節約する第一歩は、プチプラ製品の使用です。毎日使う化粧水や乳液は、購入頻度も高くなるためコストがかさみがちですが、最近は、プチプラ製品でも保湿をしっかり行えるものが多くあるようです。 基礎化粧品は「保湿」を重視して選び、肌に合うものを見つけることが大切です。プチプラ製品なら、毎日のスキンケアで価格をそれほど気にせずたっぷり使用できるため、節約しながらも効果的なケアができるでしょう。 ■クーポンやセールを利用する スキンケア代を節約するなら、クーポンやセールを活用しましょう。例えば、ドラッグストアや雑貨店のアプリやLINEなどでは、定期的に5~10%オフのクーポンが配信されているようです。こういったクーポンを活用すれば、普段購入しているスキンケア商品をお得に手に入れられるでしょう。 例えば、毎月2000円分のスキンケア製品を10%オフで購入できれば、1ヶ月あたり200円、1年間では2400円の節約につながります。 また、ネットショッピングのセールの活用もおすすめです。大手ショッピングサイトでは、年に数回、大規模なセールが開催され、旧モデルや販売期限が迫った商品が大幅に値下げされるタイミングがあります。 通常、セールにかからない商品も割引対象になるケースがあるため、安くなったタイミングで、まとめ買いをするのもおすすめです。タイミングを見計らって賢く買い物し、スキンケア代を削減しましょう。 ■化粧品モニターを活用する 化粧品モニターもスキンケア代を節約する手段の一つです。モニターは、新商品や既存の化粧品を無料で試せるだけでなく、アンケートに答えれば報酬や謝礼を受け取れるケースもあります。 例えば、モニターを活用して毎月3000円ほどかかるスキンケア代が無料になれば、大幅な節約につながるでしょう。新しいスキンケア商品を試すのが好きな人や、さまざまなブランドを試してみたい方にとっては楽しくお得な方法といえます。 ただし、モニターとして試すスキンケア商品が肌に合わない可能性もあるため、敏感肌やアレルギーがある方は注意が必要です。 ■オールインワン商品を使用する オールインワンタイプの化粧品は、スキンケア代をカットするために有効なアイテムです。通常、スキンケアでは化粧水、乳液、美容液、クリームなど複数の商品をそろえる必要がありますが、オールインワンタイプであれば一つで済みます。忙しい毎日でも簡単にケアができるだけでなく、コストパフォーマンスも高いのが魅力です。
顔パックの頻度はスキンケアにかけてもいい費用と相談しよう
顔パックにかかるコストは、商品の価格や頻度によって変動します。1日2回パックをしたい場合は、価格の安い商品を購入する、高価なパックを使用したい場合は、頻度を少なくするなど、かかる費用のバランスをみながら頻度を決めるのがおすすめです。 顔パックにかかる費用だけでなく、スキンケア全体の費用を節約するポイントを把握し、コストを抑えながらお肌の健康を守っていきましょう。 出典 株式会社FoR ONEcosme調べ シートマスクに関する調査【PRTIMES】 ONEcosme 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部