センバツ高校野球 作新学院 選手紹介/12 /栃木
◇低く速い打球が持ち味 北村飛成外野手(1年) 昨秋の関東大会はメンバー入りしていたものの、直前の練習試合で左手の人さし指を骨折してしまい、出場がかなわなかった。ライバルの柳沼翔(1年)や小川亜怜(同)に先を行かれてしまわないか不安だったというが、完治するまでの約1カ月は地道に右手の握力と手首、右腕、下半身のトレーニングに励んだ。左投げ左打ち。けがをしていない右手を鍛えたことで「速い球が来ても押し返せるようになり、打球が飛ぶようになった」と手応えを感じている。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 3人組バンド「back number(バックナンバー)」の曲を聴いて気分転換するのが楽しみ。「低くて速い打球が自分の持ち味。チャンスで打つ打撃を意識してチームの役に立ちたい」。作新学院中出身。173センチ、72キロ。【鴨田玲奈】