黒田博樹「カープに入って良かった」殿堂入りで愛する古巣・広島へ感謝
野球殿堂博物館は18日、広島やメジャーリーグで20年間プレーした黒田博樹さんの殿堂入りを発表しました。 黒田さんは1996年ドラフト2位で広島東洋カープに入団。プロ5年目の2001年に自身初の2ケタ勝利をあげると2005年には15勝で自身初のセ・リーグ最多勝のタイトルを獲得。 2008年からはメジャーリーグに挑戦すると、ドジャースとヤンキースの名門2球団でプレーし、通算79勝をあげました。 そして、現役最後の2年間は古巣・広島でプレーし、チームを悲願のリーグ優勝に導きました。 黒田さんは「20年間があっという間に過ぎ去って。その1年1年、1試合1試合が必死で投げていた積み重ねだと思う。20年間あっという間にここまで来た」と日米でプレーした現役時代を振り返りました。 また、13年間を過ごした広島については「カープに入団していなければ、今日のような日を迎えることはなかったと思います。僕の野球人生の中でもカープ入団は非常に大きな出来事だったと思いますし、最後にああいう形で優勝もできました。今、改めてカープに入って良かったというのを感じています」と愛する古巣へ感謝の気持ちを示しました。 ■黒田博樹さん 現役時代の功績 NPB通算成績 321試合124勝105敗1セーブ 1461奪三振 防御率3.55 最多勝利(2005年) 最優秀防御率(2006年) 最優秀投手(2005年) ベストナイン(2005年) ゴールデングラブ賞(2005年) オールスター出場5回 MLB通算成績 212試合79勝79敗 986奪三振 防御率3.45