テレビ朝日、来年4月から新アニメ枠設立　（左から）「地獄先生ぬ～べ～」「ユア・フォルマ」「コウペンちゃん」

　テレビ朝日は17日、公式YouTubeチャンネルにて『テレビ朝日 新作アニメ発表会』を配信し、水曜夜に新たなアニメ枠「IMAnimation W」（イマニメーション・ダブル）を設立することを発表した。2025年4月からスタートし、毎週水曜午後11時45分からの放送枠となる。これにより現在、同枠（水曜 午後11時45分～）で放送中の『くりぃむナンタラ』は、2025年春から放送枠が変更となり、詳細は追って発表される。 【動画】怖すぎる…鬼の手！　公開された『地獄先生ぬ～べ～』新作映像 　「IMAnimation W」枠で4月から放送される第1作目は、第27回電撃小説大賞を受賞した、電撃文庫の同名小説が原作のアニメ『ユア・フォルマ』。孤独な天才少女・エチカと、ヒト型ロボットの相棒・ハロルドのバディが繰り広げる、SFクライムサスペンスで、エチカ役を花澤香菜、ハロルド役を小野賢章が担当する。 　7月からは、26年ぶりの新作テレビアニメとなる『地獄先生ぬ～べ～』を放送。同作は、1993年から1999年にわたって『週刊少年ジャンプ』にて連載された漫画が原作で、鬼の手を持つ霊能力教師・鵺野鳴介（ぬえの・めいすけ）こと「ぬ～べ～」が、生徒を守るため妖怪や悪霊など怪奇現象と闘う姿を描いた学園ヒーローアクション作品。 　学校の怪談や都市伝説などを題材としたストーリーで、妖怪や悪霊の脅威から生徒を命がけで守る「ぬ～べ～」の勇姿が人気となり、シリーズ累計発行部数2900万部を突破。1996～97年にかけてテレビアニメが放送され、2014年には主演・丸山隆平（SUPER EIGHT）で実写ドラマ化された。 　新作アニメのキャストは主人公・鵺野鳴介（ぬ～べ～）役は前作に続き置鮎龍太郎が担当し、アニメーション制作はスタジオKAIが手掛ける。 　また、発表会では、SNSを中心に人気の『コウペンちゃん』のアニメ化も発表され、2025年春にショートアニメが放送。コウペンちゃんは、人気イラストレーター“るるてあ”が描く、「ちゃんと起きてえらい！」などと、日常の些細なことを肯定してくれるコウテイペンギンのあかちゃんのキャラクター。かわいらしい仕草とやさしい言葉に癒される人が多数おり、SNSやLINEスタンプ、書籍、グッズなども人気を博している。