【写真：Getty Images】

　ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、今季のMLBオールスターで開催されるホームランダービーの出場辞退を決断した。右肘の手術からのリハビリ途中であるため、無理をしない方針を優先したようだ。これにはデーブ・ロバーツ監督も安堵を示していると、米メディア『スポーツキーダ』のニシャント・ボロア記者が報じた。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 　大谷は今オフ、10年7億ドル（約1127億円）の歴史的契約をドジャースと結んだ。昨季に右肘を手術した影響で今季は投手としての登板は無いが、打者として7億ドルの価値に見合った成績を残している。アーロン・ジャッジ外野手に次ぐ27本の本塁打を放ち、ナショナルリーグでは本塁打ランキングでトップを走っている。 　大谷は過去2021年にホームランダービーに出場したが、その際は1回戦で敗退している。その大谷が今季のホームランダービーに出場するかどうかには大きな注目が集まっていたが、まだリハビリ中であるため、右肘を危険にさらすことを避けるようだ。 　大谷の決断についてロバーツ監督は「彼は我々が優勝するためにドジャースへ入団した。その邪魔をするものは何もないはずだ。リハビリ中でなければ彼は喜んで参加しただろう」と言及した。