伊製造業PMI、10月は46.9に低下 7カ月連続で50割れ
[ローマ 4日 ロイター] - 4日発表されたイタリアの10月HCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)は46.9と、前月の48.3から低下した。生産と新規受注の減少が続き、好不況の分かれ目となる50を7カ月連続で下回った。 HCOBのエコノミスト、ヨナス・フェルドフーゼン氏は「イタリアの製造業は下降傾向が続いている。PMIは再び低下して6月以来の低水準となり、下降ペースが加速していることが示された」と述べた。 また「この弱さは生産の継続的な減少だけでなく、受注状況の悪化も反映している」と指摘した。 主要な構成指数は全て50を下回り、生産指数は47.4から46.8に、新規受注指数は45.7から45.1にそれぞれ低下した。