（ブルームバーグ）： 18日の米株式市場では通常取引前の時間外取引でテスラが上昇。スポーツタイプ多目的車（ＳＵＶ）「モデルＹ」を４月に値上げすると明らかにした。同社の株価は年初から15日までの時点で34％下落していた。

テスラは3.2％高。同業のリビアンは2.2％、ルーシッドは2.6％、ニコラは1.5％、ビンファストは1.2％それぞれ値上がり。

エバコアＩＳＩのアナリスト、クリス・マクナリー氏は今回の値上げについて、「１－３月（第１四半期）の納入が低調に見受けられる中、四半期末にかけての販売促進策の可能性が高い」と指摘した。

ドイツ銀行のアナリスト エマニュエル・ロスナー氏は、モデルＹの在庫が高止まりしていることを踏まえれば、テスラが将来の値上げを予告したのは堅調な需要の兆候というよりは、むしろ今月の販売押し上げを図る試みだとみていると述べた。

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原題：Tesla Jumps on Plan to Raise Prices, Driving EV Stocks Higher（抜粋）

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