65歳で年収「150万円」です。経済的に不安なのですが「子どもの扶養」に入るのは難しいでしょうか?
何歳まで扶養に入れるのか?
日本では、75歳になると後期高齢者医療制度に加入することになります。 従って、74歳までは扶養に入ることができます。 75歳以降は、それまで加入していた医療保険上の扶養から外れて、自分で後期高齢者医療制度の保険料を支払う必要があるのです。 後期高齢者医療制度は2008年から施行された制度で、75歳以上のすべての高齢者を対象としています。 都道府県ごとの医療費水準に応じた保険料を、高齢者全員で公平に負担するという制度です。
65歳で年収150万円ならば子どもの扶養に入れる可能性がある
60歳以上で年間収入が180万円未満であれば、要件を満たすことで、子どもの扶養に入ることが可能とされています。 子どもの扶養に入ることで、親の社会保険料の支払いが免除になるなどのメリットについても、確認しておくとよいでしょう。 子どもの扶養に入れるのは、75歳になるまでの期間です。 75歳になると、後期高齢者医療制度に加入することになるため、自身で保険料を支払う必要がある点に注意が必要です。 出典 日本年金機構 従業員(健康保険・厚生年金保険の被保険者)が家族を被扶養者にするとき、被扶養者に異動があったときの手続き 厚生労働省 後期高齢者医療制度について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部