関東で37℃近く 今年全国で最高 今夜は東京都心で熱帯夜か 夜間の熱中症に注意
今日24日(月)は、関東など東日本を中心に梅雨の晴れ間となり、真夏日続出、猛暑日続出。千葉県や栃木県、群馬県、埼玉県では今年全国で初めて最高気温が36℃を超え、37℃近くまで上がった所も。今夜は関東を中心に気温の下がり方が鈍く、東京都心は今年初の熱帯夜予想。夜間の熱中症対策をまとめました。
関東 今年全国初の最高気温36℃超え 37℃近い所も
今日24日は、関東など東日本では梅雨の晴れ間となり、朝から強い日差しが照り付け気温がグングン上昇。15時までの最高気温は、栃木県佐野市で36.8℃と、今年全国で一番の暑さとなりました(昨日23日まで全国1位は6月14日京都市35.9℃)。 その他、千葉県市原市の牛久36.4℃、埼玉県寄居町36.1℃、群馬県桐生市36.0℃と、15時までに4地点で最高気温が36℃を超え、最高気温35℃以上の猛暑日地点は14地点となりました(今年猛暑日地点数最多は6月14日の16地点)。 東京都心と横浜で33.4℃、宇都宮33.3℃、水戸33.1℃など、関東各地で今年一番の暑さとなりました。 また、湿度も高く、東京都心は最小湿度57%と、一番下がった値が60%くらいで、かなり蒸し暑くなりました。一方、前橋の最小湿度は38%と、北部では山越えの風が乾燥した高温となって吹き降りるフェーン現象の影響で、空気が比較的乾燥しました。とはいえ、前橋の最高気温は35.1℃と、今年2回目の猛暑日となりました。
今夜 東京都心で今年初の熱帯夜か
関東は夜も気温の下がり方は鈍く、25℃以上で経過する所が多いでしょう。東京都心など、今年初の熱帯夜になる予想です。エアコンは朝までつけっぱなしにする、枕元に水を置くなど対策をとりましょう。 ※猛暑日:最高気温35℃以上 真夏日:最高気温30℃以上 熱帯夜:夜間の最低気温25℃以上
夜間の熱中症対策
熱帯夜(夜間の最低気温が25℃以上)が予想される日は、寝ている間に熱中症のリスクが高まるため注意が必要です。夜間の熱中症対策をまとめました。 ①エアコンは朝までつけっぱなしにする。 エアコンは朝までつけっぱなしにしましょう。室温28℃以下、湿度50%が最適と言われますが、温度設定は暑がりな人に合わせましょう。肌寒い場合は布団や上着をかけて調節をしましょう。エアコンはONとOFFを繰り返すより「つけっぱなし」の方がお得です。 ②就寝前に必ず水を飲む 寝ている間も汗をかいて水分が奪われます。寝ている間に一晩で500mlの水分が体から失われるというデータもあります。寝る前には必ずコップ1杯の水を飲みましょう。トイレで何度も起きたくないと水分を控えるのは危険です。トイレに起きた時も失われた水分を補給のチャンスだと思って水分をとりましょう。 ③枕元に常温の水をおく 就寝中もすぐに水分補給できるように枕元に水を準備しておきましょう。冷たい水は交感神経を刺激して眠れなくなるので「常温」がいいとされています。寝不足は熱中症が発生しやすくなるため、熟睡して体力を回復させましょう。