上園さんの投球を真剣なまなざしで見つめる子どもたち＝９日、鳥取市布勢のヤマタスポーツパーク野球場

　スポーツに取り組む児童を応援し、環境保全意識を高めてもらうイベント「HAKUTO　DAY～少年少女スポーツ応援企画～」（新日本海新聞社主催、白兎環境開発特別協賛）が9日、鳥取市布勢のヤマタスポーツパーク野球場で行われた。元プロ野球選手らを講師に迎えた野球教室では、子どもたちが技術面などの指導を受け、真剣なまなざしで取り組んだ。 　この日は海岸清掃も予定していたが悪天候で中止になり、野球教室と対抗試合を実施した。白兎環境開発（同市千代水4丁目）近くの湖山、賀露、城北の野球チームから46人が参加。元広島の天谷宗一郎さんや元阪神の上園啓史さんらが打撃、守備、投球のグループに分かれて指導した。 　打撃指導では天谷さんが「打った後の姿勢を大切にすることで打球も良くなる」とアドバイス。投球では上園さんが「強く地面を踏んで投げることでボールのスピードにつながる」と強調した。湖山少年野球クラブ主将の植木信悟さん（12）=湖山小6年=は「守備は一歩踏み出してボールを取りに行くことを教わった。試合でも正しい姿勢に気を付けたい」と笑顔で話した。