センバツ高校野球 出場2校が活躍誓う 知事「両者の対戦、夢見て」 /東京
第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する東海大菅生(あきる野市)と二松学舎大付(千代田区)の関係者が17日、都庁に小池百合子知事らを表敬訪問し、大会での健闘を誓った。 コロナ禍のため昨年と同様、各校の校長と部長、監督、主将のみが訪問。東海大菅生の峰岸英仁校長は「甲子園では普段鍛えた技量、技術を発揮してもらいたい。ぜひとも応援してほしい」と話し、渡部奏楽(そら)主将(2年)は「東京代表としての誇りとプライドを持ち、全身全霊で甲子園の舞台で戦っていきたい」と抱負を語った。 二松学舎大付の鵜飼敦之校長は「センバツは2年連続、甲子園出場は4季連続出場。この経験を生かして選手が一丸となって良い結果を残せるよう努める」と話し、押切康太郎主将(2年)は「今年も選出してもらったので、感謝の気持ちを忘れず、東京都に良い報告ができるよう一戦必勝で全力で戦い抜いていく」と決意を述べた。 小池氏は「優勝決定戦の時に(東海大菅生と二松学舎大付の)両者が戦うことを夢見ているので、一つ一つの戦いを大切に勝ち上がってほしい」とエールを送った。両校の主将らは都議会も表敬訪問した。【加藤昌平】 〔多摩版〕