マイホームには「エアコン」よりも「全館空調」?それぞれの費用を教えて!
全館空調のメリット・デメリット
全館空調には、メリット・デメリットがあります。導入を検討する前に、自身の家庭に適しているかどうか見極めるために理解しておくことが大切です。 ■全館空調のメリット 全館空調のメリットは次の通りです。 ・家全体を快適な温度に保てる ・空気をきれいに保つ ・間取りの自由度が高まる 全館空調は、とくに設定をしなくても家全体が快適な温度で、空気をきれいに保てることが最大のメリットといえるでしょう。マイホームを検討する際に、初めから全館空調を導入する予定ならエアコンを設置しやすい間取りを検討する必要はなく、自由度が高まることもよいポイントです。 ■全館空調のデメリット 全館空調のデメリットは次の通りです。 ・部屋ごとの温度調節が難しい ・初期費用が高い 全館空調はエアコンのように、ピンポイントで1部屋だけ温度を調節することはできません。家の中全体を一元管理しているため、一気に部屋を涼しくすることや暖かくすることも難しいでしょう。また家の広さにもよりますが、初期費用が100万円~300万円前後と高く、故障した際の修理代も高額なケースになる可能性が高いです。
エアコンを4台以上設置するなら全館空調の方お得になる可能性がある
全館空調を導入すると、家の中がいつも一定の温度に保たれるため快適に過ごせるでしょう。ただし、エアコンに比べると導入費用は高額で、故障した場合の修理代も高い傾向です。 あくまで「年間の電気代」の視点で考えると、エアコンを4台以上設置するよりも全館空調の方が安くなることが分かりました。エアコンを4台以上設置する予定がある方は、全館空調を検討してみることもおすすめです。 出典 東京電力エナジーパートナー株式会社 料金単価表‐電灯 従量電灯B 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部