【展望】センバツ4強中央学院と連覇を狙う専大松戸が軸も、ノーシードからの強豪校も注目/千葉
<高校野球千葉大会・組み合わせ抽選会>◇13日◇千葉県スポーツ科学センター 第106回全国高校野球選手権千葉大会(7月6日開会式、10日開幕)の組み合わせ抽選会が行われた。センバツ4強の中央学院と、連覇を狙う専大松戸が軸となる。 中央学院は蔵並龍之介投手、臼井夕馬投手、颯佐心汰投手(ともに3年)を中心に高い総合力を誇り、大舞台での経験も豊富。今春の県大会では専大松戸に敗戦。その悔しさを糧に、足元を固め、強さを増している。 専大松戸は、最速149キロ右腕・梅沢翔大投手とプロも注目する右のスラッガー、中山凱内野手(ともに3年)がチームを引っ張る。春季関東大会では初戦敗退も、梅沢以外の5人の投手を経験させるなど、着々と夏への準備をしてきた。そつのない攻撃は、今年も健在で、投打に安定した戦いが予想される。 今春、強豪の木更津総合、習志野、市船橋が春季県大会で2回戦敗退の波乱。今大会は、ノーシードで頂点を狙うため、好カードが3、4回戦で実現。波乱もあり得るところだ。中央学院、専大松戸の本命の陰で、虎視眈々(たんたん)と上位を狙う強豪校からも目が離せない。