握手を交わす岡田太郎社長（左）と棚橋弘至

　新日本プロレスの棚橋弘至社長（47）が29日、子会社となった女子プロレス「スターダム」のリングであいさつした。 　新日本は前日に、スターダムが完全子会社となったと発表。この日のスターダム後楽園ホール大会に棚橋社長がサプライズ登場すると、観客から大「棚橋」コールが巻き起こった。 　マイクを持った棚橋社長は「新日本プロレス代表取締役社長、100年に一人の逸材・棚橋弘至です」とあいさつし「みなさんニュースを見られてご存知かもしれませんが、スターダムが新日本プロレスのグループ会社になりました」と報告した。 　新体制について「僕のイメージとしては家族。新日本プロレスがお兄ちゃんだったらスターダムが妹。家族なので力を合わせてやっていく。時々ケンカをするかもしれない。僕が舞華選手に投げられるかもしれない。そういった明るい未来をイメージしてますので、岡田（太郎）社長と力を合わせて盛り上げていくので応援よろしくお願い致します」と意気込んだ。 　リングに上がったスターダムの岡田社長は「改めてもう一度スタートをさせていただければと思っております。新日本プロレスは親会社、イメージとしてはお兄ちゃん。ですが我々スターダムはスタッフ、選手一同、新日本プロレスを超える勢いで、ますます盛り上げて参りますので、みなさまのご声援よろしくお願いいたします」とファンに呼びかけた。 　最後には2人で「新日本プロレス、スターダム、愛してま～す！」と絶叫しリングを後にした。