サカ、マルティネッリらのペースが昨季に比べて落ちている アーセナル攻撃陣に解決策はあるか
優勝の目標に暗雲
今季こそプレミアリーグ制覇と意気込むアーセナルだが、この年末年始に躓いてしまった。 12月29日にはウェストハムに0-2、続く31日にはフラムに1-2で敗れてしまい、順位は4位まで落ちた。懸念されるのは、前線のアタッカーたちだ。 昨季は左ウイングに入るガブリエウ・マルティネッリがリーグ戦で15ゴール、右のブカヨ・サカが14ゴール、MFマルティン・ウーデゴーが15ゴール、負傷離脱があったFWガブリエウ・ジェズスも11ゴールを挙げていたが、今季は彼らのペースが鈍い。 サカは6ゴール、ウーデゴーは4ゴール、ジェズスは3ゴール、マルティネッリはまだ2ゴールだ。 英『Caught Offside』は前線の選手たちに疲労があるのではと心配しているが、彼らを休ませる案が存在しないのも事実だ。 「ガブリエウ・ジェズス、マルティネッリ、ブカヨ・サカのいずれもまだ昨季のレベルには達していない。特に後者の2人は昨季から非常に多くのゲームをこなしてきたため、疲労していることもその一因かもしれない」 前線ではレアンドロ・トロサールやリース・ネルソン、エディ・エンケティアらも控えるが、いずれもゴールを量産するタイプではない。同メディアは今のところサカ、ジェズスらに頼るしかないとの見解で、指揮官ミケル・アルテタもここは頭を悩ませているだろう。 今冬には本格派センターフォワードを獲得すべきとの意見もあるが、アーセナル攻撃陣は後半戦より爆発力を取り戻せるか。
構成/ザ・ワールド編集部