「110番の日」警察が小学校で出前授業 適正利用を呼びかけ
南日本放送
きょう1月10日は、「110番の日」です。鹿児島市の小学生が、110番通報について学びました。 鹿児島市の山下小学校では、警察官による110番通報についての授業があり、3年生から6年生までのおよそ300人が参加しました。 県内での、去年1年間の通報件数は11万9011件で2001年以降最も多く、このうち半数近くの5万3997件がいたずらや間違い、緊急性のない相談などでした。 児童はクイズ形式で、110番通報の仕組みや正しい使い方を学びました。また、不審者に声をかけられた想定で、大人に助けを求めて110番通報してもらう手順を教えてもらいました。 (不審者)「車に一緒に乗っていかない」 「大丈夫です」「たすけて」 (近所の人)「すぐに110番通報する」 (通信指令室)「どのような服装でしたか?」 「赤い洋服に白いズボン」 (4年生)「不審者が来たときは叫んで終わりと思っていたのでちゃんと知らせたい」 (県警本部・地域課 竹原裕二通信指令室長)「通報する際はまず自分の身の安全を確保し慌てず冷静にかけてほしい」 また、10日は天文館で、警察官やボランティアが街頭に立ち、110番通報の適正利用を促すチラシやティッシュを配りました。 県警は、緊急性のない相談は、警察相談専用電話(#9110)を利用するよう呼びかけています。
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