新日本プロレスと佐賀県唐津市のタッグ3年目 棚橋弘至さんら出演MVの第2弾や観光ガイドブック制作へ
佐賀県唐津市が新日本プロレスリング(東京)とタッグを組み、観光や特産品など地域の魅力を発信するコラボレーション事業が、3年目を迎えた。本年度のテーマは「唐津は近いぞ! 自分事化計画」。高評価を受けたミュージックビデオ(MV)の第2弾や観光ガイドブックを制作する。ファンツアーや唐津大会の開催といったこれまでの取り組みを生かし、「もっと唐津を知りたくなる」「唐津に行きたくなる」という多彩な企画を展開していく。 【写真】MV「佐賀県唐津市のこと、もっと知って下さい。」の一場面 MV「佐賀県唐津市のこと、もっと知ってください」の第1弾は、第6回日本国際観光映像祭の日本部門「シティプロモーション」で最優秀賞に次ぐ優秀賞に輝くなど、複数のコンテストで賞を受けた。第2弾には引き続き、新日本プロレス社長兼レスラーの棚橋弘至さんや獣神サンダー・ライガーさんが出演。市民らと一緒に唐津をPRする。6月上旬から撮影に入り、公開は7月上旬の予定。 観光ガイドブックのタイトルは、MV第1弾にあやかって「佐賀県唐津市のこと、もっと知ってください」。棚橋さんが「実際に唐津に来てもらうための仕掛けが必要」と提案し、制作が決まった。唐津の食や観光地などを紹介する。このほか、8種類のポスター制作や、携帯の待ち受けカレンダー(5月~来年3月)の配信を計画している。 市と新日本プロレスは4月7日には、抽選で選ばれた市民やファンら約70人を招いた公開記者会見を市内で開催。棚橋さんやライガーさんは、さらなる唐津の魅力発信に意欲を語った。 (庭木香充) ■より多くの方 唐津へ 棚橋弘至さんの話 コラボは、社長としての見聞を広めることにも役立っており、これからもいろんなことを吸収していきたい。この2年間で、唐津のいいところをPRしてきた。3年目は、より多くの方に実際に唐津を訪れてもらうことで、さらなる「(いいところの)答え合わせ」をしていただきたい。 ■良いもの ありすぎて 獣神サンダー・ライガーさんの話 唐津には良いものがありすぎて、何をどうアピールすれば良いか(地元は)分かっていない。思わず手に取ってみたいと、衝動に駆られるようなことを、3年目はやっていきたい。まだ全ては明かせないが、一つ一つ、これから明かしていくので、楽しみにしておいてください。
西日本新聞