大谷翔平 キング独走、貫禄の27号2ランで節目の500打点をマーク! 米実況も興奮「ビデオゲームを体現するような存在だ!」
6月好調だったドジャース・大谷翔平が7月も絶好のスタートを切った。 大谷翔平は現地7月2日(日本時間3日)に本拠地で行われたダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場。 【動画】打った瞬間!大谷翔平が右翼席へ27号逆転2ランを放つシーン 1点を追う7回無死一塁の第4打席に一時逆転となる27号2ランを放ち、日本人選手では3人目となるメジャー通算500打点も達成した。 大谷は1打席目に左翼への二塁打、5回の第3打席でも中前打を放ち、マルチ安打をマークして迎えた1点を追う7回無死一塁の4打席目。3番手右腕・マルティネスの2球目、89・7マイル(約144・4キロ)を振り抜くと、打った瞬間にそれとわかる打球に右翼手は一歩も動くことが出来なかった。 打球速度112・0マイル(約180・2キロ)、打球角度37度、飛距離433フィート(約132メートル)で右中間席に飛び込んだ。打球の行方を確認すると本拠地のスタンドではファンたちが一斉に立ち上がり、「MVP!」コールが巻き起こった。 圧巻のアーチに本拠地が大歓声に包まれる中、中継を務めた『Sports Net LA』の現地実況も「ショウヘイこそがビデオゲームを体現するような存在で、ショウヘイこそが最も破壊力のある打者だ!」と大熱狂。まるでゲームのキャラクターのようにいとも簡単にホームランを打つなど、その圧倒的な破壊力をたたえた。 6月は26試合に出場して打率「.293」、12本塁打、24打点の好成績を残し、月間MVPの有力候補となっている。すでにDHながら、MVP候補にもあげられるなど、快進撃が止まらない。節目の500打点はイチロー氏、松井秀喜氏に続く日本人選手3人目の快挙ともなった。 試合も9回二死からフリーマンの適時打で逆転に成功、6-5とダイヤモンドバックスを下した。これで直近10試合を7発と手がつけられなくなってきた。 今後もさらなる快進撃を楽しみにしたいところだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]