脱炭素で商機到来、「小水力発電」で脚光を浴びる関連銘柄
現在でも日本有数の水力発電規模を誇る黒部ダム(写真:まちゃー / PIXTA)
水力発電による電気の明かりが灯ったのは、今から130年以上前の明治20年代、国内最初の水力発電は明治21年(1888年)開始の仙台の三居沢(さんきょざわ)発電所だった。以降、水力発電は国内の電気供給の主力を成してきた。1945年時点では、全国の発電量の62%を水力発電で占めていた。 が、戦後は火力発電が急拡大する。戦後30年の1975年には火力は72%を占め、水力は22%まで低下する。とはいえ、2018年時点では、火力の65%に対し、水力は17%。原子力の13%よりは大きく、水力発電は引き続き国内電力の一翼を担っている。
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野津 滋