<伊藤美来×豊田萌絵>アニメ「声優ラジオのウラオモテ」インタビュー 息ぴったりな2人 収録の“ウラオモテ”
電撃文庫(KADOKAWA)の二月公さんのライトノベルが原作のテレビアニメ「声優ラジオのウラオモテ」が、4月10日からTOKYO MXほかで放送される。同じ高校に通う歌種やすみ(本名・佐藤由美子)と夕暮夕陽(本名・渡辺千佳)の2人の現役女子高生声優の活躍を描くアニメで、ラジオ番組、オーディオブック、朗読劇などに続き、伊藤美来さんがやすみ(由美子)、豊田萌絵さんが夕陽(千佳)をそれぞれ演じる。素顔はギャルの清楚(せいそ)可愛いアイドル声優のやすみ(由美子)、素顔は地味で毒舌のおっとり可愛い正統派アイドル声優の夕陽(千佳)は凸凹コンビだが、伊藤さんと豊田さんはユニット「StylipS」「Pyxis」でも活動してきたこともあり、息ぴったりだ。伊藤さん、豊田さんに同作への思いや収録の“ウラオモテ”について聞いた。 【写真特集】人気声優のウラ!? 可愛い2人の写真を一挙公開 制服姿!
◇3年目の声優が考えるリアル
--朗読劇などに続きアニメにも出演することになりました。
豊田さん 最初にラジオで作品とコラボさせていただき、朗読劇、オーディオブックもあってからのアニメ化なので、アニメ以外の考えられることは全部やらせていただいてからの満を持してのアニメ化です。キャラクターに対してもすごく愛情があったので、動くみんなを見られることがうれしかったです。
伊藤さん いつかは!と思っていたのでうれしかったです。キャストも変わらずお声掛けいただき、アニメで演じられるんだ!と喜びが大きかったです。
--声優として見て、リアルに見えるところもある?
伊藤さん リアルです。ファンタジー要素もありますが、3年目の声優が考えることが当時の自分とリンクするところがあります。今の3年目の声優さんがどう思うか分からないですけど、10年前の自分からすると、こう思うんだよね……とリアリティーを感じ、共感しています。
豊田さん 千佳はアイドル声優を嫌がっていて、恥ずかしいと思っています。今の時代はそういう感情がある子はあんまりいないと思うのですが、私たちがデビューした2012、13年頃は、私たちがそうだったわけではないけど、アイドルと言われたくない空気が若干残っていました。当時を知っているので、感情移入しやすいところもあります。