ロンドンに “帰ってくる”ニャブリが古巣との対戦に意気込みを語る 「やるかやられるかの試合」「勝算は五分五分だろう」
アルテタとは元チームメイト
CLラウンド8でアーセナルと対戦するバイエルン。1stレグはアーセナルのホーム、エミレーツスタジアムで行われる。 決勝戦で当たってもおかしくない両者の戦いは大きな注目を集めているが、バイエルンFWセルジュ・ニャブリは古巣であるアーセナルとの対戦を前に意気込みを語った。 「これはやるかやられるかの試合だ。それは我々が特に得意とするところだ。CLで準決勝に進出できれば、我々は大きな後押しを受けるだろう。それが私たちの大きな目標だ。アーセナルは長い間、再びトップでプレイするために必要なものを持っていた。チームにはある種の才能があり、強さを醸し出している。勝算は五分五分だろう」 「アーセナルはクリスマス以降、非常に良い成績を収めている。いずれにせよ、プレミアリーグのタイトルを争うチームを悪く言うことはできない。 彼らは強くて優れたフィニッシャーたちがいて、ボールを保持することに熱心だ。彼らはファンがいる自分たちのスタジアムでは恐るべき存在だ。二つの強力なチームが対戦するので、難しい仕事になるだろう」(英『Evening Standard』より) ニャブリは2011年から2016年までアーセナルに在籍しており、現在のアーセナル指揮官ミケル・アルテタとは元チームメイトである。古巣に敬意を払いつつも勝利に向けて闘志を燃やすニャブリ。前節はハイデンハイムに逆転負けを喫するなど、バイエルンのチーム状況はいいものではないが、本来の実力は申し分ない。厳しいシーズンを送っているバイエルンを救う活躍をニャブリは古巣相手にできるのか、注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部