JR東日本、会員IDを統合へ Suicaやクレカ、経済圏拡大
JR東日本が交通系ICカードやクレジットカードなどで別々になっている同社グループの会員IDを統合することが27日、分かった。2025年度末までの共通化を目指す。消費者の利便性を高め、自社の経済圏の拡大を図る狙いがある。 JR東「みどりの窓口」削減凍結 利用者回復で混雑、社長がおわび
JR東では現在、ICカード「Suica(スイカ)」やクレジットカードの「ビューカード」、インターネットの予約サイト「えきねっと」など20種類以上のサービスがあるが、会員IDは別々になっている。利用時はそれぞれログインやポイントなどの連携が必要で、利用者からは不満の声が上がっていた。 統合により会員数は計5千万人規模となり、データの分析もしやすくなる。