レース未経験の私が、どうして「もて耐」に参加したのか【#5 みかのサーキットライフ】
皆さん、こんにちは。アクセル全開【ぶんぶん!みかちゃんねる】の『みか』です! 新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。 【画像】みかのサーキットライフをギャラリーで見る(5枚) 今年初めての記事です。 今回は私が2023年に走った「もて耐」7時間耐久レースについて、なぜ参戦することになったのか、レース当日の様子まで2回に分けて様々な視点で深掘りしていきます。 最後まで見て頂けたら、幸いです。
ロードレースの種類
まずバイクのレースには大きく分けて1人で走り競い合う「スプリントレース」、何人かでチームを組み団体で競い合う「耐久レース」の2種類があります。 スプリントレースは、決められた周回数をいち早く周回した人が優勝者となります。皆さんもよく知っているロードレース最高峰の世界選手権「MotoGP」や国内最高峰の「全日本ロードレース選手権」もスプリントレースとなります。 一方、耐久レースは規定時間内に最も多くの周回数をこなしたチームが優勝となります。通称「鈴鹿8耐」で有名な鈴鹿8時間耐久ロードレースもその一つです。国内屈指のモータースポーツイベントとなっているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
参加に至るまでの経緯
まず耐久レースと聞くと敷居が高いと感じる方が多いでしょう。 私も自分が参加するとは思いませんでした。ましてや、世界GPが行われているモビリティリゾートもてぎの国内最大の草レースと言われている「もて耐」に初めから参戦しようとした訳ではありません。段階を経て、挑戦したその経緯をお伝えしていきます。 ────────── 2021年4月初4時間耐久レース ────────── 2020年からバイクに乗り始めて1年の私。走る事が大好きで走行会に通う日々。サーキットの走行会に行くにつれて、サーキットの仲間が増えました。ツーリングもそうですよね。ツーリングで様々な場所へ足を運ぶと様々な出会いがありますよね。 サーキット仲間ができ、レースの話題が上がってきました。まず私が1番に思った事は「初心者が出れるレースはあるの?」です!(笑) その時はレースの事を全く分かりませんでしたが、調べるうちにこれなら出れるかもと最初に挑戦した耐久レースが模擬レースの参加型4時間耐久レースでした。 当時レーサーを持っていなかった私は、公道用の自分のバイクで参加できるレースを狙って参加しました。公式レースとは違いレギュレーションがそこまで厳しく無いので、自分自身のバイクで出れる事が魅力的でお手軽でした。スタートやレースの雰囲気を味わう事が出来たと同時に、仲間と4時間走り切って普段の走行会では感じられない達成感を経験しました。この時から耐久レースの虜です。