町田啓太「最初はダンスやりたくて…」順風満帆とは言えなかったキャリア「がむしゃらにひたすらに」
劇団EXILEの俳優・町田啓太(34)が9日放送の日本テレビ「アナザースカイ」(土曜後11・00)に出演。自身のキャリアについて語った。 今年9月にミラノで開催された、イタリアブランド「TOD’S(トッズ)」の2025年春夏コレクションに招待された町田。番組では、自身が魅了された街としてイタリアを挙げ、ファッションとアートの街を思い思いに見て回った。 俳優として活動を始めて14年になる町田は「これまでの道のりは順風満帆でしたか?」と質問を投げかけられ「まったくない。まったくないですね。順風とかまったくなかったです」と強く否定した。 「今も順風満帆とかではないんですけど」としたうえで、散策中に見つけた小道を指さし「この坂道より急です。ボコボコだし、つるつる滑るし、土砂降り降ってくるわとか。そんな感じでしたね」と決して簡単な道のりではなかったと伝えた。 町田は10年に劇団EXILEに入団。「最初はダンスやりたくて…」とダンサー志望だった。俳優業に専念しようと思った理由について「俳優始めて、それの初舞台でアキレス腱切って、降板になって…。ダンスはちょっと無理だけど、俳優で」とアクシデントが要因であると打ち明けた。 「そこで決断するっていうのは結構大変で…いろんな悔しさで始めてた感じですね、最初は。がむしゃらにひたすらに、分からないながら」と苦しかった過去を回想。「事務所もアーティスト事務所なので、俳優は当時、全然いなかったし。30(歳)ちょっと手前くらいとかたくさん(オーディションを)受けてきました。たくさん落ちてきました。今もですけどね、同じく地続きで」。様々な経験を経て、苦しみ、もがきながらキャリアを切り開いてきた。