北海道ゴールデンウィーク序盤 28日は一時雨の所も 27日と29日は全般に晴れる
ゴールデンウィーク序盤は、日ごとに天気が変わるでしょう。道央では28日は一時雨の所もありそうです。27日と29日は晴れて、桜の見頃となる所が多い見込みです。道南では期間を通して割合晴れるでしょう。道東では27日には内陸で日中に30℃近くまで気温が上がる所がありますが、朝晩は1桁の気温まで下がります。28日は一時雨で、ザッと降り方の強まることもあるでしょう。道北では27日、28日と雲が広がりやすく、にわか雨もありますが、29日には広く晴れる見込みです。地域ごとに詳しく解説いたします。
道央 札幌・小樽など 28日はにわか雨に注意 27日と29日は晴れて、桜もシラカバ花粉も最盛期
札幌や小樽など道央では、27日はよく晴れる見込みです。札幌では先日24日に札幌管区気象台から桜の満開が発表され、桜の見頃を迎えています。日中の最高気温は6月下旬から7月上旬並みと初夏の陽気となり、お花見で長時間屋外にいてもあまり寒さを感じることはないでしょう。むしろ厚手の服などでは、日差しの下ではじんわりと汗が出るくらいとなりそうです。また、桜とともに、シラカバ花粉も最盛期を迎える見込みです。花粉症の方は既に感じているかもしれませんが、今年のシラカバ花粉は昨年よりもかなり多く飛散しているようです。症状がひどくならないよう、マスクなどで対策するとよさそうです。黄砂の飛散も予測されているため、花粉症の方以外もマスクがあるとよいでしょう。 28日は雲が広がりやすく、一時的に雨の降る所もあるでしょう。降水量は多くはならない見込みですが、短い時間で雨脚が強まり、雨具が欲しくなるような降り方となることもありそうです。屋外を歩く予定のある方は念のため持ち運びのしやすい傘を持つとよいでしょう。気温はほぼ平年並みに戻るため、濡れても水がしみ込まないような上着が一枚あると安心です。 29日は再び晴れるでしょう。青空が広がり、黄砂の心配もない見込みです。日中の最高気温は平年並みで、少し風が強まるかもしれません。屋外に出る方は簡単に脱ぎ着できる上着があるとよいでしょう。シラカバ花粉も再び飛びやすくなります。症状のない方も発症予防のために花粉を取り込まないようにマスクを着用するのがおすすめです。
