北海道ゴールデンウィーク序盤 28日は一時雨の所も 27日と29日は全般に晴れる
道南 函館・室蘭・苫小牧など 27日と29日を中心に晴れる
室蘭では26日午後に、室蘭地方気象台から桜の開花が発表されました。 函館や室蘭、苫小牧など道南では、27日はよく晴れるでしょう。日中の最高気温も20℃前後まで上がる所が多く、行楽には最適の日和となる見込みです。屋外でのレジャーなども天気の崩れる心配なく楽しめそうです。函館の五稜郭公園や松前の松前公園など桜の名所では、現在が桜の見頃となっています。なお、スギ花粉が少ないといわれる北海道ですが、函館や松前などの地域には北海道のスギの99%が分布しているといわれています。スギ花粉症の方は念のため対策をした方がよさそうです。 28日は時折雲が広がりますが、日中は日差しに恵まれるでしょう。23日に開花が発表された新ひだか町の二十間道路桜並木では、28日から「第61回しずない桜まつり」が開催されます。日中の最高気温は平年より高めですが、日差しが弱まったり風が吹いたりすると少しひんやりと感じられそうです。屋外を歩くときに備えて風を防げるような上着があるとよいでしょう。 29日は苫小牧など胆振地方方面を中心に晴れる見込みです。最高気温は引き続き平年より高めとなるでしょう。全般に風も弱く穏やかに経過する見込みです。
道東 帯広・釧路・北見など 27日は内陸で暑くなる 28日は天気の急変に注意
帯広や釧路、北見など道東では、27日はよく晴れる見込みです。日中の最高気温は帯広で30℃予想で、真夏日となるかもしれません。もし真夏日となれば道内で残っている正式な記録としては2番目に早い真夏日となります。この時季としては記録的な暑さとなるため、長時間日差しの下にいたり、車内など気温の上がりやすい所では熱中症に注意が必要です。なお、朝晩は平年より高めとはいえ、気温が1桁まで下がる所が多いでしょう。朝晩と日中との気温差が非常に大きいため、道東方面への旅行の際は厚手の上着などがあるとよさそうです。 28日は、雲が広がりやすいでしょう。一時的にザッと降るようなにわか雨の可能性があるため、外出の際は雨具が必要です。気温は平年より高いですが、27日との気温差が大きく、雨の影響も加わって空気がひんやりと感じられるかもしれません。体調を崩さないよう注意して下さい。 29日は各地ですっきりと晴れる見込みです。気温は、帯広や釧路などでは引き続き平年より高めで、日差しの下では暖かく感じられそうです。一方、北見や網走、根室などでは平年並みに戻るでしょう。最高気温でも13℃前後で、北寄りの風が冷たく感じられるでしょう。なお、26日に桜の開花が発表された北見では、28日、29日と「第36回上ところ金刀比羅山 桜まつり2024」が開催されます。夜間は桜のライトアップなどが行われますが、しっかりとした防寒対策をしてお楽しみ下さい。