ボーイング株急落、米司法省の刑事捜査開始を嫌気-機体吹き飛び巡り
(ブルームバーグ): 11日の米国株式市場で、ボーイング株価が急落。1月にアラスカ航空が運行するボーイング機で胴体の一部が吹き飛ぶ事故が発生したことを巡り、米司法省が刑事捜査を開始したことが嫌気されている。
ボーイング株価は一時4.4%下落。年初からの下落率は25%余りに達した。アラスカ航空は週末、刑事捜査を開始したとの米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)の報道を確認した。
ブティジェッジ運輸長官はFOXニュース・サンデーで、連邦航空局(FAA)が「膨大な量の厳格さを持ってボーイングへの対応や、あらゆる規制問題への対応に当たる」と述べている。
ボーイングには「膨大な」厳格さで対応、機体吹き飛びで-米運輸長官
原題:Boeing Shares Extend 2024 Drop Past 25% on US Investigation(抜粋)
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Anthony Palazzo