広島・新井貴浩監督

■プロ野球　DeNA3ー1広島　（1日　横浜スタジアム） 広島は逆転負けで3連敗。4月16日以来の借金3となり3位・DeNAと3ゲーム差に広がりCS進出が絶望的になった。9月1日に最大14あった貯金が9月以降は5勝21敗となり66勝69敗5分でシーズンの5割以下も決まった。広島は残り3試合、DeNAは残り5試合で1試合でも勝てば3位が確定する。3回に野間に二ゴロ間で先制も先発・森が4回に6安打を集中され3失点。打線は5回以降は9回の菊池が放ったヒットの計4安打に終わった。 スタメンは末包がベンチ。1番センター・秋山、2番ショート・矢野、3番ライト・野間、4番サード・小園、5番キャッチャー・坂倉、6番セカンド・菊池、7番レフト・田村、8番ファースト・二俣、9番ピッチャー・森のオーダーを組んだ。 DeNAの先発・ジャクソンは今季の広島戦は4度目、1勝1敗、防御率4.91だった。1回、秋山は空振り三振、矢野は見逃し三振、野間は死球も小園は二ゴロに終わった。 先発・森は今季5度目の登板、仕合前まで1勝2敗、防御率1.96。前回の9月23日・中日戦（バンテリン）は8回を95球、5安打、1四球、4奪三振の1失点でプロ初の完投も負け投手。DeNA戦は今季初登板だった。 森は1回、梶原を中飛、牧を一飛、佐野を一直と三者連続に抑え立ち上がり。 2回の攻撃で2死から田村が右安打、プロ初盗塁の二盗を決める。だが二俣は空振り三振で先制できず。 打線は3回1死から秋山が四球、矢野がエンドランの中安打で1死一・三塁から野間の二ゴロ併殺打崩れ間に1点を先制する。 森は3回1死から森敬に遊内安打、ジャクソンの犠打で2死二塁も梶原を投ゴロに抑える。 だが森は4回、牧に左安打、佐野を空振り三振もオースティンに中安打、宮崎に左安打で1死満塁のピンチに。桑原にライト線に2点タイムリーツーベースを落とされ、1ー2と逆転を許す。 続く戸柱にはセンターへタイムリーを運ばれ、4連打を浴び1ー3となる。森敬を遊ゴロもジャクソンに左安打で2死満塁となり降板。代わった2番手・黒原が梶原を右飛に打ち取った。 森は3回2/3を60球、7安打、無四死球、1奪三振の3失点（自責3）だった。 5回の攻撃は韮澤は二ゴロ、秋山は空振り三振、矢野は中飛と走者を出せない。5回も黒原が続投、2死からオースティンにツーベースも宮崎を中飛に打ち取った。 6回の攻撃も野間は二ゴロ、小園は遊ゴロ、坂倉が右飛とクリーンナップから快音が出ない。6回は3番手・島内が1死から戸柱に中安打、森敬を見逃し三振、ジャクソンに四球で2死一・二塁とするが梶原を一ゴロに打ち取った。 7回の攻撃はジャクソンに菊池が三ゴロ、田村は捕邪飛、代打・末包は空振り三振に倒れた。7回は4番手・ハーンが牧、佐野、オースティンの上位打線を3人で抑えた。 打線は8回2死から矢野が四球、暴投で矢野は二塁に進むも代打・磯村は遊直に打ち取られる。 8回は4番手・栗林が先頭・宮崎に中安打、桑原の犠打で1死二塁も戸柱を右飛、森敬を遊ゴロに打ち取った。9回もDeNA守護神・森原に無得点に終わった。