着実に機力アップを図った北山康介/ボートレース福岡
ボートレース福岡のGⅢ「アビスパ福岡杯」は8日、予選3日目が行われる。当地の3コース戦は、まくり差しの難易度が高い。波の影響で思うように舟が操作できず、ターンが横流れするケースが多い。そんな中、2日目の6Rで北山康介は見事にお手本のようなまくり差しを決めてみせた。初日は気配不足を嘆いていたが、このレース内容なら心配は不要だろう。後半の10Rでも5コースから2着と奮闘し、着実に機力は上向いている。「もう少し回転が上がってほしいけど、初日よりターンの押しは良くなり、引き波を越えられるようになりました。いい方向に調整できているので、これをベースに微調整していきます」と笑顔を見せた。 フライング持ちでスタートに慎重さが求められるが、負けないスタートはできている。3日目は2、4枠の2走予定で、後半カードの12Rでは機力的に目立つ選手がいないため、スタート次第ではチャンスがあるかもしれない。
マクール