約35万羽飼育の養鶏場で高病原性鳥インフル疑い 《新潟・胎内市》
TeNYテレビ新潟
県は5日、胎内市の養鶏場で「高病原性鳥インフルエンザ」を疑う事例が発生したと発表しました。遺伝子検査で陽性が確認された場合、約35万羽を6日朝から処分するということです。 県は5日午後、対策本部会議を開きました。 県によると、胎内市の養鶏場で5日朝、17羽のニワトリが死んでいるのが見つかり、簡易検査を行ったところ、10羽中9羽で「高病原性鳥インフルエンザ」の疑いがあることがわかったということです。 この養鶏場ではニワトリ約35万羽を飼育していて、遺伝子検査で陽性が確認された場合、6日午前8時からすべてのニワトリを処分するということです。 〈花角知事〉 「鶏肉や卵を食べることにより鳥インフルエンザウイルスが人に感染した事例は報告されていないことから、風評被害の防止や鶏肉や卵に対する不安解消のため、県民に対して的確な情報提供を行うよう努めてください」 県内では10月、上越市の養鶏場で「高病原性鳥インフルエンザ」の感染が確認され、約160羽が処分されています。 今回感染が確認されれば、今シーズン2例目となります。