【宝塚記念】過去のデータから『消せる馬』人気のドウデュース、ジャスティンパレスにプラダリアも…生き残った“連対候補”は5頭
【消せる馬】宝塚記念(G1・23日・京都・芝2200メートル) 宝塚記念は、阪神競馬場の改修に伴い、京都芝2200メートルで行われる。過去10年を振り返り、連対が厳しい条件の馬を探った。 ▼高齢馬では… 7歳以上の馬は【0・1・0・25】。2018年に7歳だった香港馬ワーザーが2着に好走したが、日本馬では連対した例はない。今回と同じく京都で行われた06年には7歳馬のナリタセンチュリーとバランスオブゲームがそれぞれ2、3着に好走したが、近年の傾向では京都開催でも7歳以上では厳しいか。〈該当馬〉カラテ、ディープボンド、ヒートオンビート。 ▼前走海外は… 前走が海外だった馬は【3・2・1・20】だが、前走が海外で4着以下だった場合は【0・1・0・13】と一気に成績が下がる。唯一連対したのは前述のワーザーだけで、前走が海外で4着以下から連対した日本馬はグレード制導入後の1984年以降、1頭もいない。前走、海外で凡走した馬は狙いづらい。〈該当馬〉ジャスティンパレス、ドウデュース。 ▼重賞未勝利では… 重賞未勝利馬は過去10年で連対例がない。18年ノーブルマーズが3着に好走したが、2着は98年ステイゴールド、1着は86年パーシャンボーイまでさかのぼる必要がある。重賞未勝利馬は3着までか。〈該当馬〉ルージュエヴァイユ、ヤマニンサンパ。 ▼前走6着以下では… 前走6着以下だった馬は【2・4・4・54】。前走で凡走していても巻き返す例は少なくないが、前走6着以下から本番で連対した6頭は過去にG1で連対した実績があった。G1で2着以内がない前走6着以下は大幅に割り引きたい。〈該当馬〉プラダリア。 以上から、連対する可能性が高いのはシュトルーヴェ、ベラジオオペラ、ソールオリエンス、ローシャムパーク、ブローザホーンの5頭。
中日スポーツ