初めてのケース!?保護司の殺害容疑で保護観察中の男が逮捕!知られざる保護司の仕事とは
保護司が減っている理由
保護司は、52,500人の定員をすでに割っています。高齢化も進み、退任者の増加が今後も見込まれている現状です。 これまでは、退任する保護司が人脈を頼りに後継者を見つけるという形でしたが、会社や役所で定年延長が進んだ影響で、退職後に保護司を引き受ける方が少なくなってきているといいます。 有識者からは、「現役世代が保護司の活動に参加しやすい環境を整えるべき」という訴えもあるようです。
保護司に必要なこと
しかし「平日に連絡が取れない人は保護司になれない」という問題点もあります。 何かがあった時にすぐにコンタクトが取れる人となると、高齢化の問題はどうしても避けて通れません。 容疑者は保護司殺害の容疑を否認。また今回のケースは大変稀な事例だと専門家は言っています。 今回の事件を受けて、法務省は全国の保護観察所に対し、保護司と保護観察中の対象者の間にトラブルがないか総点検の実施を求める通知を出し、安全確保策を検討していく方針だということです。 (minto)