全国の強豪に挑む「宮崎チャレンジマッチ」を前に 今年は「水球」 県代表校・宮崎工業に注目
全国の強豪に宮崎県内の高校生が挑む宮崎チャレンジマッチが16日に開かれます。今年の競技は、水球。 県代表の宮崎工業水球部を紹介します。 【写真を見る】全国の強豪に挑む「宮崎チャレンジマッチ」を前に 今年は「水球」 県代表校・宮崎工業に注目 ■島根県選抜・沖縄県選抜の2チームを招いて 競技の普及や競技力の向上を目的に、毎年、競技を変えて行われる宮崎チャレンジマッチ。今年の競技は、水球です。 大会では、県内唯一の水球部で1992年の宮崎インターハイで日本一になった実績がある宮崎工業が、島根・沖縄の選抜チームに挑みます。 (宮崎工業水球部 串間勇哉監督) 「県外の強豪校を呼んでの試合、チャレンジマッチを行うことができるので、選手としても競技力の向上につながるし、宮崎県内の水球競技の発展にもつながるので大変うれしく思う」 ■泳ぐ力とボールを投げる力の両方が必要 「水中の格闘技」とも 宮崎工業が練習を行っているのは、3年後の宮崎国スポに向けて去年、整備された水球専用プール。 ここで、部員24人が練習に励んでいます。 水球のルールは、次の通り。 試合は1チーム7人で対戦。 プールに作られたコート内で泳ぎ続けながらボールを扱い、1ピリオド8分の4ピリオドでゴールした点数を競います。 泳ぐ力とボールを投げる力の両方が必要で、激しいプレーも多く、「水中の格闘技」と呼ばれています。 ■注目の選手 花井 翼 主将・竹野貴心副主将 (宮崎工業水球部 花井 翼 主将・3年) 「水球の試合はコンタクト(接触)も多いので、そこも魅力のひとつかなと思います」 こう話すのは、キャプテンでエースの花井 翼 選手。 小回りのきいた動きで相手の裏をかくプレーが持ち味です。 そして、オールラウンダーとして攻守にわたり活躍するのが副キャプテンの竹野貴心選手。 特に、左サイドからのシュートに絶対の自信を持っています。 (宮崎工業水球部 竹野貴心副主将・3年) 「左上からワンモーションのシュートだったり、フェイントを入れたシュートを打っていきたいと思う」 ■10キロのおもりを使ったこんなトレーニングも そんな選手たちを指導するのは、宮崎工業水球部OBでチームを率いて2年目の串間勇哉監督です。