<春に挑む>センバツ 京都外大西、京都国際 選手紹介/8 /京都
◇対応力高く攻守活躍 京都外大西・谷春毅(はるき)選手(1年) 攻守にわたり活躍するオールラウンダー。1年生ながら、出塁率が求められる1番を任せられることが多い中堅手だ。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 小柄だが長打力があり、場面に応じて犠打や四球を選ぶこともできる対応力が魅力。中でもチーム1、2位を争う足の速さは必見。50メートル6秒2の俊足で、これまで5盗塁を決めている。 そんな本人が「何も仕事ができなかった」と悔しがるのは、大阪桐蔭との近畿地区大会決勝。相手投手の速球に圧倒され、持ち前の打席での粘りが見せられず、4打数無安打に終わった。 京都外大西を選んだ理由は「自分が入って強くしたいと思ったから」。流れを持ってくる選手になりたいと奮起を誓う。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)長岡京市立長岡第二中(2)165センチ、60キロ、右投右打(3)山田哲人(ヤクルト)(4)鉄板焼き ……………………………………………………………………………………………………… ◇安打数最多、俊足光る 京都国際・沢田遥斗(はると)選手(2年) チーム一の俊足を生かし、中堅手として外野守備の中心となっている。打撃も昨秋の公式戦でチーム最多の15安打、5盗塁。1番や3番の上位打線を担い続けた。 府大会決勝は4安打、近畿地区大会でも3試合すべてで安打を放つなど自身は結果を出したが、なかなか得点につながらず、もどかしい思いをした。だが近畿大会1回戦では、タイブレークの十回1死満塁から「初球は必ず投手が一番自信のある直球がくる」と読んで、強くバットを振りサヨナラ適時打に。「やっと試合を決められてほっとした」 「高校野球の本場は関西」と以前から思っていた。北海道で旧知の高岸栄太郎(2年)の進路を知り「共に甲子園へ」の思いで京都国際の門をたたいた。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)札幌市立真栄中(2)170センチ、63キロ、右投右打(3)荻野貴司(ロッテ)(4)ラーメン ……………………………………………………………………………………………………… (1)出身中学(2)身長、体重、投打の左右(3)好きな野球選手(4)好きな食べ物 〔京都版〕