盛り上がるプレゼンも、構成バッチリなプレゼンもFigma/FigJamにお任せあれ!【Figmaワークハック #3】
デザインツールの枠を超えて利用者を広げている「Figma」と、オンラインホワイトボード「FigJam」。このシリーズでは、毎日の仕事で役立つFigma/FigJamの使い方について中の人にお聞きしています。 盛り上がるプレゼンも、構成バッチリなプレゼンもFigma/FigJamにお任せあれ!【Figmaワークハック #3】 第3回では、中の人イチオシの活用法、Figma/FigJamを使ったプレゼンテーション術について教えてもらいました。 【今日のワークハックはこんな人におすすめ!】 もっと楽しく盛り上がるプレゼンがしたい人 全体の構成を整理しながらスライドをつくり込みたい人 複数人で協力してプレゼンをつくりたい人 ▼前回はこちら
FigmaとFigJam、それぞれのプレゼン術がある
本シリーズの第1回でお伝えしたとおり、Figma/FigJamはそれぞれ異なる領域で幅広く活躍してくれるツール。 チームでコミュニケーションをとりながらデザイン/レイアウトをつくり込んでいけるFigma、そして同じくコミュニケーションをとりながら柔軟にアイデアを出し合えるFigJam。2つのツールの特徴を生かせば、デザイン以外にもさまざまなシーンで業務が捗ります。 そんなFigma/FigJamの幅広い活用法の中でも、一番のオススメはプレゼンテーション。Figma/FigJamを使ったプレゼンテーションには、従来のツールでは得られなかったメリットが、それぞれに備わっています。
FigJamで楽しい「双方向プレゼンテーション」
FigmaとFigJam、2つのツールのうち、まずプレゼンテーションで使ってみてほしいのがFigJam。 「プレゼンテーションはスライドを使って行なうもの」という固定観念を覆すのが、FigJamの共有機能を生かした自由度の高いプレゼンテーションです。 通常のスライドを使った方法の場合、どうしても一方通行になりがちですが、FigJamで参加者にファイルを共有すれば、双方向性のあるプレゼンが可能になります。 それぞれがエモート(絵文字機能)でリアクションしたり、コメントを送ったりできるので、発表者も反応を確認しながら進められるんです。(谷さん) FigJamを使ったプレゼンテーションの方法 1. ホワイトボード上にふせんや図形、文字などを配置して、プレゼンの内容をまとめる。目的にあわせたテンプレートも用意されているので、迷ったときにはそれらを活用できる。 2. 画面右上の「共有」ボタンから、プレゼンを行なう相手のメールアドレスを入力して招待する。FigJamは音声通話機能も備えているので、ほかの会議ツールを併用することなくプレゼンテーションが完結。 3. プレゼンの進行中は、コメントやチャット、リアクションなどの機能で参加者の反応をリアルタイムで確認することが可能。自分がボード内のどこを見ているかを示す「スポットライト」機能を使えば、参加者も迷子にならない。 聞き手はその場に参加している感覚が得られ、発表者は聞き手の反応を確認しやすくなるなど、双方がメリットを得られるのがこの方法。 また、通常のスライドの場合、参加者は現在表示しているページ以外を見ることができませんが、FigJamを使ったこの方法なら各自が自由に移動してほかの箇所を確認することも可能。それぞれのペースで理解を深めることも可能になります。