その差は289万円まで縮まった!金谷拓実が平田憲聖に猛追、男子の賞金王争いますます激しく!
◇17日 男子ゴルフ ダンロップフェニックス最終日(宮崎市、フェニックスCC) 今季米下部ツアー2勝で、来季はレギュラーツアーに復帰するマックス・マクグリービー(29)=米国=が2日目からの首位を守りきり、日本ツアー初優勝を決めた。2バーディー、ボギーなしの69で回り、大会記録を1打更新する通算22アンダーにした。松山英樹(32)=レクサス=は6バーディー、1ボギーの66と奮闘したが、通算18アンダーと4打届かず、2位に終わった。 賞金王争いが、ますます激しさを増してきた。前週終わって賞金ランク1位平田憲聖(エレコム)と2位金谷拓実(ヨギボー)の賞金差は669万円だったが、今大会で金谷が9位、平田が25位だったことで、差が289万円まで詰まった。残りは2戦だ。 平田は4勝していた勢いが止まり、4戦続けてトップ10を外している。「メンタルは、いい状態ではない。優勝しているときはパッティングでゲームを作っていたが、今は短いパットを外したりで、チャンスを決め切れない。それを引きずってしまっている」と、やや深刻な顔。「自分がいいゴルフをするしかない。そこだけを目標に、来週、再来週に臨みたい」と話した。 追いかける金谷は、今大会は初日22位から始まり、日を追うごとに順位を上げた。「精いっぱいのプレーはできた。残り2試合も、自分らしいプレーを続けていけたら」と、逆転に向けて、早く次の試合をやりたそうだった。
中日スポーツ