美浜町の国吉城址でアヤメ科の多年草・シャガの花が見ごろを迎え、一帯を薄紫色に染めています。 　 美浜町東部にある、戦国時代の山城跡「国吉城（くによしじょう）」の遊歩道にはアヤメ科の多年草・シャガが群生しています。今シーズンは4月に入って咲き始め、見ごろを迎えています。 　　 城主の館跡となる一帯は薄紫色がかった可憐な花で覆われ、春の日差しを浴びて新緑に映えています。遊歩道を登ると本丸があり、長年、越前朝倉氏を撃退し続けた「難攻不落の城」をしのぶことができます。 　 ゴールデンウイーク期間中はシャガの見ごろが続き、5月5日に開かれる「国吉城祭り」では、館長の解説付散策や講演会などが予定されいています。