サラリーマンといえば飲み会! みんな月にいくらくらい使っているの?
社会人になると、仕事終わりに上司や先輩、同僚などと飲みに行く機会が増えるものです。ただし、楽しいからといって毎週のように飲み会に参加していると、なかなかお金を貯金に回せません。 この記事では、会社員がひと月の飲み代に使う平均費用や飲み会の頻度について解説します。毎月の飲み代の予算を決める参考にしてみてはいかがでしょうか。
会社員がひと月の飲み代に使う平均費用は約6000円
Money Campusが公表している20~50代の社会人男女1000人に対し実施した「社会人の飲み代に関する調査結果」を見てみましょう。 こちらの調査結果によると、1回あたりの飲み代の平均は4237円、参加平均回数は年に17回とのことです。年間の飲み代に換算すると7万2029円となり、ひと月あたりの平均費用は6002円と計算できます。 男女で比較すると、1回あたりの飲み代の平均費用は男性が4469円、女性が3864円となっており、男性のほうが600円程度高くなっていますが、大きな差とはいえません。 ただし、飲み会の参加頻度は世代によって大きく異なり、年齢が若くなるごとに年間平均回数が増える傾向にあります。年代による差はありますが、自分の毎月の飲み代が多いか少ないかを判断するうえでは、全体平均の結果である「月額6000円」という数字がひとつの基準になるといえるでしょう。
飲み会代を節約する3つの方法
飲み会代を節約する方法も紹介します。年末年始など、飲み会が続きそうなときには、次の方法を実践しましょう。 ●たまには家飲みにする お店ではなく、料理やお酒を持ち込んで家飲みにすることで、飲み代を抑えられます。 デメリットは、準備や片付けの手間がかかる、はしゃぎ過ぎると近隣住民との騒音トラブルになる、ダラダラとした雰囲気になりなかなか終わらないなどの可能性があることです。これらの点に注意すれば、和気あいあいと楽しい時間を過ごせるでしょう。 ●二次会には参加しない その場の勢いで毎回二次会まで行ってしまうと、飲み代がさらにかさみます。基本的には一次会までにしておくことも、飲み代を節約するポイントのひとつです。早めに切り上げることで、翌日の体調への影響も緩和できます。 ●よく飲む人や食べる人とは行かない 全員参加が前提の職場の歓送迎会や忘年会であれば、役職などで飲み代に傾斜をつけることもあるでしょう。 しかし、プライベートの飲み会では、「全員で均等に割り勘する」ケースが多いため、よく飲む人や食べる人と行くと、どうしても飲み代が高くなってしまいがちです。特に自分があまりアルコールが強くない、食べない場合には、損をしてしまうことが多いため、節約のためには行く相手も選びましょう。
まずは自分が飲み代に使っている費用を把握しよう
紹介した平均費用はあくまで目安です。飲み代に使える費用は、収入や家計の事情によっても異なります。つい使い過ぎていないか気になる場合は家計簿をつけて、毎月の支出のうち飲み代がどのくらいを占めているのかをきちんと把握しましょう。 仮に家計を圧迫しているならば、紹介した方法で飲み代をうまく節約することをおすすめします。 出典 Money Campus「1回の飲み代の平均は4,237円!1,000人調査の結果」 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部