高比良くるま&野田クリスタル、『ゴールデンコンビ』初代王者に 明かした裏側【ネタバレあり】
ロコディ堂前が脅威に「無冠の帝王過ぎる」
――8組のコンビがエントリーしましたが、その中で脅威に感じた人はいますか。 くるま「僕は(ロングコートダディの)堂前(透)さん」 野田「堂前ですね」 ――おふたりとも堂前透さんなのですね。 くるま「今年、ロングコートダディがM-1とキングオブコント(TBSテレビ)の2冠を獲ると思っていました。一番2冠に近いコンビだと」 野田「無冠の帝王過ぎるよね」 くるま「今、堂前さんの脂が乗りまくっていてヤバいんです。どれを取っても完璧で、あれはちょっと異常ですよ。この大会では、僕らは体力で勝っただけ。ロウソクを食べたから勝てただけなんです」 ――堂前さんは男性ブランコ・平井まさあきさんに指名されての出場でした。平井さんについてはいかがでしょうか。 野田「平井ってなんなんだろうな。一番絵面が面白いんですよね。雰囲気が面白過ぎるんです。そこは強すぎる。化け物でした」 くるま「平井さんは画素数が低いじゃないですか。画質悪い人って芸人としていいんですよね」 ――第2回大会があるとしたら、このコンビで出場するのか、別のコンビで出場するのか、どちらを選びますか。 くるま「またこのコンビで出場はズルいので、違う人と組んで野田さんと戦いたいです」 ――くるまさんは野田さん以外に組みたい芸人の候補はあったのでしょうか。 くるま「ランジャタイの国崎(和也)さん、あともう中(もう中学生)さんがいいと思っていました。僕、もう中さんの考えていることが分かるので相性がいいんですよ。僕が整える力があるので、組む人は飛んで入れば飛んでいるほどよいと考えていました」 ――野田さんはくるまさん以外で組みたい方はいますか。 野田「今回は2人で即興芸を考えられましたが、それができないとしんどい大会だと思いました。僕が何もしなくていいレベルだったら堂前ですね。堂前だったら乗っかっていればいいので。今回、永野さんとダイアン津田(篤宏)さんのコンビは、思いのほか永野さんが何の意見も出していなかった(笑)。このゴールデンコンビは、2人が一つになっていないコンビは勝てません」 くるま「僕は永野さんと一緒に番組をやっているのですが、これで永野さんの過大評価が終わればいいと思っています(笑)。永野さんの面白さは、そこではないので。虚無から作り出されている存在しない日本語が面白いんです。クリエイター扱いしないでほしいですね」 ――さまざまなステージ、シチュエーションで即興コントを行いましたが、特に印象に残っているステージは。 野田「最終ステージは振り絞るだけなのですが、その1個前のステージは、全員が一番疲れていました。オレらに関しては敗者復活からくたくたの状態のまま、第6ステージに上がりました。結婚式場のステージは即興中の即興かと思っていたら、せり上がりで吉岡里帆さんが出てきて、『まばゆい光が見えるな、まぶしい』と思いました。疲れが吹き飛んで全部がリセットされました」 くるま「かわいすぎて全部の無茶振りが許せました。あのステージの無茶振りゲストが吉岡里帆さんじゃなかったら終わっていました」