5年で12カ国語をマスター、実践した「5つの習慣」 「スマホ設定を学習言語に変える」など常に触れる
「メニューをください」 「おすすめは何ですか?」 「これはどんな料理ですか?」 「では、◯◯と△△をお願いします」 「お水をいただけますか」 「お会計をお願いします」 「とても美味しかったです」 「ありがとうございました。また来たいです」 これらを、自分で文章を組み立てて言ってみます。わからなかったら翻訳ツールで調べますが、それも必ず声に出して言います。 このように具体的なシチュエーションを想定すると、スキマ時間の中でも実践的なスピーキング力を鍛えることができます。日々、さまざまなシチュエーションを想定することで表現の幅も広がるでしょう。いつか実際に、同じような状況になったときの予行演習になります。ぜひ取り入れてみてください。
■スマホの設定を学習中の言語に変える スマホは私たちの日常生活に欠かせないデバイスです。1日のうちスマホを見ている時間を合計すると、おそらく何時間にもわたるという人が大半だと思います。 それほど毎日、頻繁に触れているスマホの言語設定を学習中の言語に変更しておくと、その言語に触れる時間が格段に増えます。 日本語のアプリで外国語に対応していないものは日本語表示のままですが、たとえばスマホの設定画面の各項目などは変更後の言語で表示されます。InstagramやX(旧Twitter)、Googleなど世界的に使われているアプリの表示も切り替わります。
私は、新しい言語に取り掛かるときに、スマホの言語設定をその言語に変更します。 これも、なるべく「その言語が頭から離れてしまう時間」を減らすための工夫です。 ライティングを上達させるには、やはり実際に文章を書いてみるのが一番です。 日々、考えたことや感じたこと、印象的だった出来事、外国語学習などで頑張っていることの進捗や気付きについて、短い文章をいくつか書いてみる。わからない単語や、文法的に自信がないところは翻訳ツールでチェックする、といった要領です。