【パドレス6－3カブス】＠リグレー・フィールド

日米通算198勝目をマークしたパドレスのダルビッシュ有（MLB Advanced Media）

　日本時間5月7日、パドレスは敵地リグレー・フィールドでのカブス3連戦がスタート。その初戦は6回表に一挙6点を先制したあと、追い上げられる展開となったが、6対3で逃げ切って勝利を収めた。パドレス先発のダルビッシュ有は5回3安打無失点で2勝目（1敗、防御率2.94）をマーク。パドレス6番手のロベルト・スアレスが8回裏のピンチをしのいで11セーブ目を挙げ、カブス2番手のリチャード・ラブレイディは一死しか取れず3安打3失点で今季初黒星（0勝）を喫した。 【動画】カブスのクリストファー・モレルが松井裕樹から8号2ランを放つ（MLB.comより） 　ダルビッシュとカブス先発のジャスティン・スティールの力投で5回まで両軍無得点となった一戦は、6回表にパドレスが連打と重盗で無死2・3塁のチャンスを作り、ジュリクソン・プロファーのタイムリーで2点を先制。ドノバン・ソラーノのタイムリー、ルイス・キャンプサーノの3点タイムリー二塁打で4点を追加し、一挙6得点のビッグイニングとなった。6回裏にクリストファー・モレルの8号2ラン、7回裏にヤン・ゴームスの2号ソロで反撃され、3点差まで詰め寄られたが、8回裏一死満塁の場面でリリーフした守護神スアレスがピンチを脱出。6対3で逃げ切り、3連戦の初戦を制した。 　今季7度目の登板となったダルビッシュは5回83球を投げて被安打3、奪三振5、与四球1、失点0と安定したピッチングを見せ、2勝目をマーク。防御率も2点台に突入した。日米通算198勝目となり、マイルストーン到達まであと2勝に迫っている。一方、ダルビッシュをリリーフした松井裕樹は先頭のマイク・トークマンに四球を与えると、暴投で二塁へ進塁させ、一死2塁からモレルに8号2ランを被弾。続くマイケル・ブッシュを空振り三振に仕留めたところで降板し、1イニングを投げ切れなかった。メジャー初被弾を喫し、2/3回を1安打2失点で今季の防御率は3.38となっている。