歌舞伎俳優の中村勘太郎さん（12）が15日、父の中村勘九郎さん（42）と『猿若祭二月大歌舞伎』の取材会に登場。父の勘九郎さんに誕生日プレゼントをお願いしました。 【画像】中村勘九郎の息子・勘太郎＆長三郎ら　2024年上演の『歌舞伎町大歌舞伎』に出演 取材が行われた2月15日は、1624年に江戸で初めて芝居小屋が建てられた日にちなんだ『江戸歌舞伎発祥の日』。それからちょうど400年、『江戸歌舞伎発祥之地』記念碑の前に勘九郎さん、勘太郎さん親子がそろいました。

記念碑の前に立つ、中村勘太郎さんと中村勘九郎さん

2月2日から開催されている『猿若祭二月大歌舞伎』。夜の部では、江戸歌舞伎発祥を題材とした演目『猿若江戸の初櫓（さるわかえどのはつやぐら）』を上演。勘太郎さんは、祖父の勘三郎さん、そして父の勘九郎さんが演じてきた『猿若』役を初役で勤めています。 祖父と父から役を受け継いだ勘太郎さんは「今までで一番難しかった踊りなので、ずっと汗だくで稽古していたので、初めてなので緊張するところはあります」と心境を語りました。 2月22日に13歳の誕生日を迎える勘太郎さん。勘九郎さんから何がほしいか聞かれると「ジャケット」と回答。勘九郎さんは大人びたリクエストに「ジャケット？」と驚きを隠せない様子をみせ、「中学生になったんでだんだんオシャレのほうに」と笑顔でコメントしました。記者から「どんなジャケットがほしい？」と聞かれた勘太郎さんは、「黒色とか」と回答。記者から「ここではっきり言っておいた方がいいよ。絶対もらえるから」と勧められると、勘太郎さんは「黒色のジャケットでお願いします」とリクエスト。勘九郎さんは「わかりました」と笑顔をみせていました。